




【LEE 101-J デニムジャケット 0424(サイズL)】
LEE(リー)は1889年、アメリカ・カンザス州サリナにて創業されました。創業者ヘンリー・デヴィッド・リー氏は当初、雑貨の卸売業を営んでいましたが、20世紀初頭に高品質なワークウェアの製造へと舵を切ります。第一次世界大戦では米軍にユニフォームを供給し、その堅牢な作りと実直なものづくりは瞬く間に全米の労働者から信頼を獲得しました。やがてリーは西部開拓時代のカウボーイたちの間でも愛用され、「アメリカを代表するワークウェアブランド」として確固たる地位を築いていきます。
その象徴的アイテムのひとつが、1948年に誕生したデニムジャケット「101-J」。
胸元に施された2本のプリーツ、両脇のアジャスター、そして実用的な胸ポケット──すべては労働着としての機能を追求した結果生まれたデザインです。しかしその完成度の高さゆえ、現代のファッションにおいても違和感なく着こなせる普遍的な魅力を放っています。
生地にはLEE伝統の左綾(レフトツイル)デニムを採用。現在も濃紺の状態をしっかり残しており、これから着込みながら自分だけの美しい縦落ちとエイジングを楽しめるコンディションです。リーバイスのデニムが無骨でタフな風合いを見せるのに対し、LEEはしなやかさと鮮やかな色落ちが特徴で、両ブランドの個性の違いを味わえるのもデニムファンの醍醐味といえるでしょう。
さらに、本モデルには老舗スコービル社製のリベットが使用されており、ヴィンテージらしい風合いをより一層際立たせています。スコービルは19世紀からミリタリーウェアやワークウェアの金具を供給してきた名門メーカーであり、そのパーツ一つひとつが当時の空気を伝えてくれます。
また101-Jは、スティーブ・マックイーンをはじめとする数々の著名人に愛され、リーバイスのサードジャケット(557XX)など後の名作デニムジャケットにも影響を与えたといわれています。ワークウェアでありながらカルチャーアイコンとなった歴史的モデルこそ、この101-Jの真骨頂です。
今回出品するのは、そのLEEの伝統と魅力を凝縮したサイズLの101-J。
実際に羽織ると「これぞヴィンテージ」と言える雰囲気を放ち、無骨さとファッション性が見事に調和した一着です。主観ながら、とにかく雰囲気抜群で、これから自分だけの色落ちを育てていきたい方には特におすすめいたします。
【サイズ詳細(平置き採寸)】
サイズ表記:L
肩幅:約49cm
身幅:約57cm
袖丈:約61cm
着丈:約60cm
※素人採寸のため、多少の誤差はご容赦ください。
送料無料でお届けいたします。
ぜひこの機会に、アメリカンワークウェアの歴史を象徴する名作「101-J」をご堪能ください。
(2025年 8月 28日 13時 54分 追加)JG-58