「小椅子」と呼ばれる坂倉準三建築研究所デザインのダイニングチェアです。メーカーや製造時期などの詳細は不明ですが、数十年は経っているものと思われます。現代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事した坂倉準三が、日本の建築や暮らしに合う椅子を追求して1953年に製品化したデザインで、親交のあったジャン・プルーヴェのスタンダードチェアが原型のようです。その後の1960年に坂倉準三建築研究所の所員だった長大作がリデザインして、パーシモンチェアの名で改良を重ねて現代に受け継がれています。ブナの成形合板が使用された、ゆるやかなカーブを描く背と座、反する直線的な脚の構成が特徴。天童木工とIDEEからも復刻されていますが、こちらのモデルは、サイズがひと回り大きく、背と座の連結パーツに真鍮が使われ素材の違いが見られます。
USED品となりますので、木部に小キズや表面的な傷みなどが見られますが、構造的にはしっかりとしており、使用に問題はありません。
(できるだけ傷等は撮影しましたが、写真以外にも傷等あるかと思いますので、ご了承ください)
写真をご参考にご理解の上、ご入札ください。
サイズ:幅448、奥行き573、高さ836、座面高さ418