御存知!Aerosmith第一期全盛期出世作 初期の大傑作「Toys in the Attic」 リマスター紙ジャケット仕様限定盤 未開封新品でございます。




ラインナップは御馴染み不動の第一期全盛期、Steven Tyler(Vo、Key、Harmonica、Per)、Joe Perry(G、Vo)、Brad Whitford(G)、Tom Hamilton(B、Rhythm G on”Uncle Salty”)、Joey Kramer(Ds、Per)となります。



かの(アメリカ・ジャズ/フュージョン界の勃興・興隆等々を知る生き証人でもある)名ヴァイブラフォン奏者Mike Mainieriがオーケストラ指揮・アレンジ、Scott Cushnieが二曲ピアノ参加。またエンジニアのJay Messinaがマリンバ、

また匿名でホーン隊が参加となります(参加クレジットがないもののMike Mainieri絡みでかのBrecker兄弟等々の名の知れた面々の参加が推測されます)。




制作トラブルの末(後に長い付き合いとなる)プロデューサーJack Douglasを起用。セールスは良くなかったものの音楽性の確立を見た前作。後は成功を待つのみという感がございます。



(そもそも2nd”Get Your Wings”ではレコード会社の推薦でKissのスタジオ作大成功を齎したかのBob Ezrinを当初起用した模様。

但しKissと同じくスタジオ制作に長けたセッション・ミュージシャンを起用してバンドと揉め降板、Jack Douglas登場に繋がった感がございます。

クレジットはございませんが、かのAlice Cooperの当時のギタリストDick WagnerやSteve Hunterのテイクが使用されている模様からも伺える感が........................)




バンド重視、ライヴ感や過剰なオーヴァーダビングを好まない傾向のプロデューサーJack Douglasと当初から制作を行う事で、前作の溜飲を下げた感がございます。


前作がセールス不振という事もあり勝負作の感がございますが、バンド自身を高く評価するプロデューサーという味方を得ての渾身の制作の感がございます。

(成功に踏み出した時期のBilly Joel Bandと名プロデューサーPhil Ramoneの関係とも類似)




後に定番・代表曲となる名曲を含め非常に躍動感ある魅力高い楽曲が揃います。

当時のBlack Sabbath等のBritish HMを意識したものや後の八十年代のアメリカン・メタル勃興を彷彿とさせる感のある楽曲もございますが、基本音楽性は”ロック”でございます。




音楽性の中心たるSteven Tyler自身が年齢から(British Musisianが憧れた)ルーツ音楽や基本ロック音楽、(そのSteven Tyler含めた)バンド自身がその後登場したYardbirds等の(曲解)拡大解釈ロック登場実体験世代で


未分化時代のロック音楽の影響が非常に強い事もあり、(Aerosmithがカテゴライズされる)HR/HMという後々の解釈枠では”収まりきる筈のない”興味深い楽曲が揃う事がミソでございます。



多彩多芸なヴォーカリストSteven Tylerや看板ギタリストJoe Perry/Brad Whitfordに注目が当たりますが、リズム隊Tom Hamilton/Joey Kramerの応用性、Joey Kramerのドラミングに代表されるバンドの巧みな演奏・アンサンブルや多彩さにも

注目でございます。




時代性もあり、現在では制作でレコード会社やプロデューサーから却下されがちなアイデアや音楽性が案外満載というのがミソ、当時の創作環境が伺えるものでもございます。


大ヒット作となる訳でございますから、如何に当時の音楽ファンの寛容さ(歌詞がああですし..........笑えるものも多々ございますが..............)や質が優れたものであるかが解る作品でもございます.................................................




ものの見事に大ヒット。ここから第一期全盛期が始まる事となります..............................................





「イギリスは”The Rolling Stones””The Who”、ならばアメリカは”Aerosmith”だ!」「(前述二バンドの)後継者は”Led Zeppelin”ではなく、”Aerosmith”だ!」という意見がございますが、正にその音楽性を体現した作品の感が、


そしてAerosmith一期全盛期としては次作の”Rocks”が代表作との評価が成される事が多いのですが、第二期全盛期の復活大ヒット作”Permanent Vacation”以降の幅広い音楽性に繋がるのはこちらの感がございます.......................






但し、「”あんなもの”やってなきゃ、もっとマシなアルバムになってたけどな~」とは某メンバーの回想でございます.........................................なんだかな~.......................................................







現在ではこの仕様盤は入手が困難。この機会に是非。



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