タイ南部 シュリーヴィジャヤ期のせん仏(トラン県出土)8~9世紀(その3)
・100%本物です。タイ南部 トラン県出土 シュリヴィジャヤ期のせん仏(8~9世紀)です。中央が仏陀(倚像)、両脇が観音菩薩像と弥勒菩薩像と言われており、東南アジア以外ではほぼ同時期の中国の唐時代(8世紀)や日本の白鳳時代(7世紀後半〜8世紀初め)のせん仏と近い構図をしています。このせん仏はトランの洞窟から発掘されたもので材質は焼成されていない土製です。サイズ的には同時期のせん仏と比べて小ぶりな方で繊細な造りです。写真1〜6枚目は自然光で撮影。写真7〜9枚目は夜間に照明下で撮影したものです。状態は写真の通り残欠ですが残っている部分の状態はかなりいいです。写真10枚目はタラン国立博物館(プーケット)に展示されている同出土地の同型のもの(左側が博物館品)と比較したものですが、状態が博物館品にかなり近く、残欠でも十分に楽しむことが出来ると思います。写真のようにステンレスケースに入れた状態でお送りいたします。