チェドリンス、アルバレス、ヌッチ、スルヤン!
豪華スターが集まった『ルイーザ・ミラー』!
日本語字幕付
ヴェルディ:
歌劇『ルイーザ・ミラー』全曲
フィオレンツァ・チェドリンス
マルセロ・アルバレス
レオ・ヌッチ
ジョルジョ・スルヤン
パルマ・レッジョ劇場管弦楽団&合唱団
ドナート・レンゼッティ(指揮)
演出、装置、衣装、照明:デニス・クリーフ
2007年10月20,22日、パルマ(ライヴ)
・ボーナス:『ルイーザ・ミラー』について
アリア『穏やかな夜に』で知られるヴェルディのオペラ『ルイーザ・ミラー』は、『リゴレット』より1年ちょっと前に初演された作品。シラー原作の身分違いの愛に陰謀が絡んだ悲劇がヴェルディの楽想をかき立た傑作ですが、上演はそれほど多くはありません。
ここに収録されているのは2007年10月にパルマのヴェルディ・フェスティヴァルで上演された際のライヴ映像。ここでは、タイトルロールに大プリマドンナ、フィオレンツァ・チェドリンス、ロドルフォには甘いヴェルディ・テノールを歌わせたら今筆頭格のマルセロ・アルバレス、ルイーザの父ミラーには偉大なバリトン、レオ・ヌッチ、さらにワルテル伯爵にはもう一人大ベテラン、ジョルジョ・スルヤンを配するという、びっくりするほど豪華な配役。さらにドナート・レンゼッティの様式感を大事にした指揮も素晴らしければ、デニス・クリーフ伝統的な舞台作りに今風の美感を巧妙に取り入れた演出も見事、そしておまけに最新の鮮明映像と、『ルイーザ・ミラー』の決定盤と言うに足りる出来栄えです。
日本語字幕も付いているので、今まで『ルイーザ・ミラー』を見る機会がなかった方に特にお勧めです。(キングインターナショナル)