★商品説明★ 今野敏著 「殺人ライセンス」 実業之日本社文庫

      2014年 2月 文庫初版
      定価    648円+税  398頁

★著者略歴★  1955年、北海道生まれ。上智大学在学中1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006年「隠蔽捜査」で吉川英治文学新人賞受賞。2008年「果断隠蔽捜査2」で山本周五郎賞&日本推理作家協会賞受賞。2017年「隠蔽捜査シリーズ」で吉川英治文学賞を受賞。空手・棒術の指導もする。伝奇小説、警察小説、SF小説まで広範囲の執筆をする。

★作品内容★  女子高生の麻里は、消し忘れた放送終了後のテレビから人の声のようなものを聴く。友達の祥子も聞いたという。一方同級生の久(キュウ)は、ネットを見ているうちに”殺人ライセンス”というゲームに突き当たる。麻里はキュウに謎の声の正体を突き止めてくれるように頼むが、キュウは”殺人ライセンス”のターゲットと同じような殺人事件が起こったことを知る。”殺人ライセンス”は単なるゲームではないのか。そして、大阪でも”ライセンス”のターゲットらしい少年が死んだ。キュウはネットでその剣を調べ始める。一方麻里の父親は、不動産会社をリストラされ、昔からやりたかった探偵になろうとするが、もちろん家族は大反対。ともかくネットに詳しいというキュウにパソコンの立ち上げなどの協力を頼むことに。連続殺人の捜査に挑む警察と、新人探偵、そして高校生が真相に挑む。高校生の恋愛や、家族関係がネットだけでない現実社会を描いてゆく。

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