戦時下に作られ、戦時下で上演された「能・『皇軍艦(みいくさぶね)』」。
消し去るには勿体ない作品。歴史の証拠です。
当時、東亜(東アジア)は米・英・オランダ・仏によって、多くの国々が植民地化されていた中で、能・狂言の世界からも、「東亜の諸國をば。劔を以つて奪ひ取り。無辜の民の血を啜り。不正の富を築く事既に百年に餘りぬ。悪逆無道の限り。天人の共に宥さぬ所なり」と、大東亜解放のために敢然と立ち上がって行く皇軍の姿を謡いあげたことは、称賛すべきもので決して恥ずべきものではありません。しかしながらWeb上で載せている所が今まで皆無と思われるので、この機会にぜひ読んで欲しいと思っています。