【内容情報】(「BOOK」データベースより):煙とサクランボ
兼業漫画家の晴奈のなじみのバーは、ビルの地下にある小さな店。常連の自称早期退職者・炭津は、晴奈の話に的確で親身な助言をしてくれる素敵な紳士だ。店主の柳井の話では、名探偵でもあるらしい。そんな彼が実は幽霊だということは、柳井だけが知る秘密だ。晴奈は、幼い頃に起きたある事件を炭津に語り始めるのだが…。温かく切ない余韻を残す大人のミステリー。
内容紹介(「BOOK」データベースより):九月の恋と出会うまで
「男はみんな奇跡を起こしたいと思ってる。好きになった女の子のために」-ある夜、北村志織は部屋の壁の穴から“一年後の今日”を生きている平野という男性に話しかけられた。平野は、同じマンションに住む顔見知りだった。翌日の新聞の見出しを次々と言い当てる平野に、志織はひとつのお願いをされる。“未来の平野”には、ある目的があったー時空を超えた奇跡のラブストーリー。
煙とサクランボ (光文社文庫 ま12-6) 松尾由美/著