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Dynavector/ダイナベクター 旧・ONLIFE DV-8250 真空管パワーアンプ! 魅惑のGEC製のKT88pp 徹底メンテ済! 弩級の逸品です! の出品でございます。
ダイナベクター(旧オンライフ)の弩級のパワーアンプです!
我が国の誇るハイエンドブランドであり、真空管アンプの他、独創的なトーンアームやカートリッジでもお馴染みですね。
オーディオブランドでもありながら、ハイエンドな自転車も手がけるなど、一風変わったブランド展開も面白いですね。
本機はそんな同社が最初に手がけた真空管パワーアンプです。
旧オンライフリサーチのU-22の上位モデルとしてリリースされたプリアンプであるDV-3000と対になるモデルですね。
特に大きな特徴といえば、タムラ製の超大型かつ特注品のトランスを採用した弩級の設計にあるかと思います。
通常のPP構成よりもさらに余裕を持たせることで負帰還量を増大させ、より帯域を広くすることを目的とするものであり、ここまでの物量のお品も初めてです!
無論、パーツ類もこの頃考えうる最高峰の物だけを採用しており、より信頼度をあげるためにディスクリート基盤を用いた点もユニークですね。
肝心の音質におきましては、真空管らしい厚みと艶も素晴らしく、全体的な伸びやかさも見事な物ですね。
KT-88/6550のPPアンプ特有の荒さも感じられず、緻密さと解像度の高さも兼ね備えた点も驚きです!
出力も50W+50Wと十二分なパフォーマンスであり、往年のJBLやALTECの大型システムでも十二分にドライブしてくれることでしょう。
作りもかなりしっかりとしており、サイズ感といい、重量感といい本当に驚かされるばかりです。
重量は34kgとかなり重いです!
デザインはブラックを基調にした無骨な佇まいとレベルメーターがどこと無くプロ機のような雰囲気を醸し出しております。
プリアンプは同社のDV-3000やオンライフU-22などとの相性が良いでしょう。
定価は1976年当時で270000円と超ハイエンドモデルでした。
コンディションにおきましては、天板の塗装面にヤレ感は見られるものの、目立ったサビなどの傷みはなく、綺麗なお品かと思います。
出品に際してプロによる徹底メンテナンスと経て新たな社会復帰を果たしました!
ほぼ全てのオイルコンデンサーの交換をはじめ、スイッチやボリューム類の各接点の分解クリーニング・メーターのランプ交換・外内装のクリーニングなど、出来る限りの事を尽くしました。
今後のトラブルや音質も考慮して、高品位なメタライズドコンデンサーの他、高耐久性のパーツを採用しております。
加えて、このモデルの持病であるメーター回路も対策済であり、気持ちよくお使い頂けます!
この箇所は専用設計のメーターモジュールを採用した物となっており、ほぼ正常に動作している個体は極めて少ないでしょう。
今回、出品にあたって、純正のモジュールと同サイズにて新たに設計・作成した物を採用しておりますので、末永くお使い頂ける事だと思います。
本来よりもメーター感度も向上し、視認性も含めて素晴らしい仕上がりです!
その為、動作・音質も申し分なく、素晴らしいサウンドを奏でてくれております!
使用真空管は出力管にはGEC製のKT-88を採用しておりますので、これだけでも非常に価値の高い物だと思います。
ゲッターもまだまだ残っておりますので、しばらくは問題無いでしょう。
ここまで内容のしっかりとした個体は今後出品されることはないと思います。
マニアの方、必見です!